これで解決!ED病院の疑問・ED専門クリニックの特徴を徹底分析

EDの病院

EDの症状を自覚して治療を思い立ち、実際に通院する患者はどのくらいいるのでしょうか?

1998年に行われた調査によると、国内のED患者数は約1130万人(日本臨床:200-,2002)です。このうち実際に医療機関を受診する患者は約54万人。これだけ多くの男性がEDで悩んでいるにも関わらず、実際に病院に行く患者はわずか4.8%です。

勃起不全患者の通院への障壁は、患者個々にさまざまな心理的障壁があると考えられます。

この記事では、そんな「◯◯だから病院に行くのは嫌だ」というあなたに、ED治療の実際の流れから、通院のメリットを紹介します。ED治療によくある誤解も解消します!

参考:男性機能を高める本(P20) / 鶴見隆史

ED治療の流れについて

病院受付

ED治療の病院を探す

インターネットを使えばEDを治療する病院を簡単に探すことができます。ED治療をおこなう病院を集めて紹介するサイトなどから、自身の希望にあった病院を選びましょう。

あなたが「手間をかけずとにかく簡単に治したい!」患者なら、ED治療薬の処方に特化した「ED治療専門のクリニック」がおすすめです。逆に「検査で原因を突き止めて、根本から治療したい」患者なら、治療法や検査機器などの設備が整った「規模の大きい総合病院」の方が高い満足度を得られるでしょう。

基本的にED治療は健康保険の効かない自由診療です。診察に保険証は必要ありません。健康保険未加入の患者でも、加入者と同じ価格でバイアグラなどのED治療薬が購入できます。

ED治療薬の価格は病院ごとに異なるため、事前に病院のホームページなどで処方価格も調べておくと良いでしょう。

受付ではどんなことをするの

病院の受付では、一般のクリニックと同様に、ED治療を希望している旨を申し出ます。

ED治療の専門クリニックなら、「来院する患者はすべてED治療薬を希望している」とクリニック側も承知しているため、自己申告をせずとも阿吽の呼吸で待合室まで案内してくれます。

待合室では問診票を渡され、自身の症状を記入します。問診票に書かれていることはEDの簡易チェック程度の内容のため、ものの5分もあれば記入できる内容です。

問診票の提出が終われば、あとは名前を呼ばれ診察室へ通されるのを待つだけです。他の患者とのプライバシーを考慮して、名前ではなく番号で呼んでくれるクリニックもあります。「受付」「問診票」「入室」など、診察前の流れに抵抗がある方は、ぜひクリニックのホームページで確認してみてください。

参考:EDのセルフチェック ED問診票(IIEF5)について / EDネットクリニック

どのような検査・診察が行われるの

EDの診察は、勃起ができない状態の程度をたずねる問診だけです。

実際に陰茎を露出する視診、陰茎に触れて状態を確認する触診といった検査はありません。EDが精神的ストレスになっている方は、悩みや心配事を医師に相談できます。他人に話すだけでも精神的に楽になり、勃起が改善する可能性があるのです。勃起不全の状態が重い患者に限って、必要に応じて血圧や脈拍の測定、血液検査や尿検査、心電図測定などを行います。

問診と検査の結果から、最終的にED治療薬を服用できるかどうかを判断します。診察後にED治療薬を服用できる患者には薬の説明が行われます。ED治療薬だけで対応できない、重度の障害がみられる場合は、別の治療法や別の医療機関を紹介されることがあります。

どこで薬をもらえるの

「ED治療薬はどこでもらえるのか」という問題はとても重要です。

医薬分業を掲げる厚労省の方針から、現在は薬の処方業務が調剤薬局に移行しています。調剤師や医療事務には女性が就く薬局が多いため、治療薬の受け取り方を不安に感じている方が多いことでしょう。

医療機関によって異なるものの、ED治療の専門クリニックでは、ほとんどが院内でED治療薬の処方を行っています。なかには診察室内にて男性医師が直接手渡す診療所もあるくらい、医療機関側も男性患者の気恥ずかしさに配慮しています。

院内処方は小さな診療所や専門クリニックに多く、診察室や受付窓口でED治療薬を受け取ります。総合病院などの規模の大きい施設はまちまちです。院内に併設する薬局か、もらった処方箋をもって調剤薬局で受け取る院外処方で対応しています。

会計も処方と同時に行います。ED治療薬には健康保険が適用されないため、診察費、検査費、薬剤費はすべて自己負担となります。

参考:ED治療体験レポート / EDネットクリニック

詳しいED治療・診療方法

問診はEDの症状について詳しく説明する項目と、EDになった原因を探る項目で構成されています。

問診内容

問診では、「IIEF-5」と呼ばれる診断手法が多くの病院や診療所で使用されています。

「IIEF-5」の元になった指標が「国際勃起障害指標 (IIEF) 」です。IIEFは、EDの専門家として著名なレイモンド・C・ローゼン博士の研究チームによって開発された、EDの症状を判定するための指標です。バイアグラの臨床試験において有効な指標となりました。

問診票では15項目の質問に対して回答し点数が加算され合計値によってEDの症状を判断します。IIEF-5はこのIIEFをベースに改良したものになります。またIIEF-5と同様にIIEFをベースとしたSHIMも存在します。

参考:EDのセルフチェック ED問診票(IIEF5)について / ファイザー株式会社

参考:ED診療ガイドライン / 日本性機能学会

参考:米ファイザー社、ED診断にCARTを活用 / 株式会社ヒューリンクス

別途、 喫煙など日頃の生活に関する質問、持病についての質問も用意されています。EDが生活習慣病からなのか、持病からなのか、他の病気が原因で起こっているのか、を探っていきます。

参考:ED問診票 / 菊池クリニック:PDF

EDの治療方法

EDの治療の方針は大きく分けてふたつあります。

ひとつが必要最低限の問診や診察で、ED治療薬を処方する「シンプルな治療法」。もうひとつが日本性機能学会が発行するED診療ガイドラインに沿った「より綿密な治療法」です。

シンプルな治療法は、ED治療の専門クリニックが多く取り入れる手法です。ED治療薬の処方を希望する患者に、より早くより安価にED治療薬を処方する方針です。問診票を記入する→医師の診察を受ける→薬を処方してもらう、一連の流れを素早くおこなうのです。

患者の利便性を高めるというポイントに特化しているため、受付から処方までの時間が10分以内で完了する医療機関すら存在します。EDの症状が軽度な患者に向く治療方針です。

より綿密な治療法は、総合病院や大学病院でおこなわれるEDの治療に取り入れられる手法です。医療設備や入院設備が整っている、泌尿器疾患を施術する医師が属しているなど、より高度で専門的な治療がおこなえます。EDの症状が重度な患者に向く治療方針です。

最初に行われる問診や視診、血液検査やホルモン検査、心電図や血圧測定などは診療所と同じです。

ここから、ED治療薬を使ったシルデナフィルテストで、成分に対する陰茎の反応が良いか悪いかを判断します。反応が良好であれば治療は終了です。ED治療薬(PDE5阻害剤)が服用できない患者、シルデナフィルテストを辞退した患者は、夜間の勃起の有無(NPT:夜間陰茎勃起現象)から判断します。

ここまでで反応があれば心因性ED(機能性勃起障害)と判断されます。反応が悪い場合は器質性勃起障害と診断されます。

EDの治療の第一選択はED治療薬によるの内服治療です。医療機関では、まずシンプルな治療法を試し、改善が見られない場合に限って、より綿密な治療法に移行するのです。

EDの診断手順
出典:EDの診断手順 / EDネットクリニック:PDF

心因性EDの治療方法

心因性EDは精神的なストレスによっておこるEDです。ストレスをもたらす要因はさまざまです。仕事やパートナー(妻や彼女)との関係性やうつ病が原因になることもあります。

心因性EDと診断されたあとの治療の流れ

心因性EDの患者には、心療内科的、精神科的な心理療法(サイコセラピー)が行われます。いわゆる「カウンセリング」で、心理テストを用いることでEDの原因を特定するのです。結果からさらに、「現実心因性ED」か「深層心因性ED」か判断します。

現実心因性EDは非分析的心理療法(カウンセリング、再教育治療法、暗示療法ほか)に進み、深層心因性EDは分析的心理療法(精神分析、簡易分析、ゲシュタルト療法ほか)に進みます。

非分析的心理療法を受けたあとは、セックスカウンセリング、パートナーとペアで行うセックスセラピー、個人心理医療に進みます。分析的心理療法を受けたあとは個人心理医療に進みます。その後はセックスカウンセリングか個人心理医療で治療を続けていきます。

参考:因性EDの治療手順 / EDネットクリニック:PDF

器質性EDの治療方法

器質性EDは年齢による身体機能の衰えや、生活習慣病などによっておこるEDです。血管の動脈硬化、神経系の障害など、勃起に関連する器官の老化が原因で起こります。

器質性EDと診断されたあとの治療の流れ

ICIテストは、血管系の障害を判断するために、陰茎に薬剤を注射するテストです。ICIテスト(ファーマコテスト)を行った反応を5段階に分けて判断します。血管系の障害が原因と判断した場合、原因が動脈なのか、海綿体なのか、静脈なのかを追求します。カラードプラ検査で血管を特定して、症状に最適な治療を行います。

参考:夜間陰茎勃起の計測、血管系検査 / EDネットクリニック:PDF

処方されるED治療薬について

病院で処方されるED治療薬は、バイアグラ、レビトラ、シアリスのなかから処方されます。

ED治療薬のパンフレット

医師は薬の使用方法をバイアグラ、レビトラ、シアリスのパンフレットを使って説明します。院内処方ならすぐに薬を購入できますが、院外処方の場合は処方箋を持って薬局まで行く必要があります。

EDの専門クリニックの多くは院内処方です。調剤薬局に行くことが恥ずかしい方は、事前に院内処方か院外処方を確認しましょう。

ED治療薬の効果や持続時間、コストパフォーマンスを比較する記事もあわせてご覧ください。

病院のED治療に関する疑問や誤解

ここからは勃起不全の治療と病院に関する素朴な疑問、ありがちな誤解について解説していきます。

何科で診断するの

病院に行ってEDを治そうと思い立ったとき、近所の何科を受診すればよいの?といった疑問が浮かぶと思います。

あなたが初めてED治療に通院するなら、泌尿器科に行きましょう。内科や耳鼻科と違って、泌尿器科は普段あまりなじみのない診療科です。

泌尿器科は、腎臓や尿路、生殖器の疾患を対象に治療をおこなう診療科です。このため泌尿器科は陰茎の疾患(勃起不全)に対し専門的な知識を持っています。

泌尿器科で治療できる疾患はEDをはじめ、尿路結石、男性不妊、排尿障害・前立腺肥大症、前立腺炎、慢性肝臓病、泌尿器のがん、男性更年期障害などさまざまです。加齢とともに増える病気が多く見られます。

参考:ササッとわかる 男性機能の不安に答える本(P66) / 堀江重郎

診断費用について(保険適応について)

ED治療薬の処方には健康保険は適用されません。すべて自由診療(自費)になるため、診察代や薬代は自己負担になります。

ED治療薬が保険適用外とされているのは、厚労省の方針によるものです。厚労省はED治療薬の処方に対して、「ED治療薬は生活の質を向上させるもので、病気を根本的に治す薬ではない」という見解を示しています。

多くの泌尿器科医は厚労省の見解を非難していますが、国民の税金を投入するのであれば、対症療法ではない根本治療が求められるという点は納得できます。

大声は上げづらいものの、EDに悩む男性にとって、治療費の全額負担は頭の痛い問題です。この問題を解決するため、ED治療薬が低価格で購入できる、個人輸入代行を利用する男性もいます。

参考:勃起不全(ED)治療の保険適用について / 日本せきずい基金

病院に行くと看護婦や他の患者に自分がEDと知られるのが恥ずかしい

あなたはEDの診察に行くのが恥ずかしいからと、病院に行かずひとりで悩んでしまっていませんか?

バイアグラの処方が解禁された2004年当時ならまだしも、ED治療薬を取り扱う医療機関が増えた現在は、恥ずかしい思いをせずにEDの診察が受けられます。

ED治療の専門クリニックでは、男性医師と男性看護師だけ、スタッフは男性のみというクリニックが存在します。他にも、診察室で待つ男性医師以外のスタッフとは一切顔を合わせずとも診察が済むクリニックもあります。

「男性器に関する悩みだから恥ずかしい」「女性スタッフがいたら恥ずかしくて行けない」という患者に対して、さまざまな方法で心理的な障壁を取り除くよう配慮するクリニックは少なくありません。

医療機関にもよるものの、ED治療は自由診療のため、申告する個人情報は患者自身の氏名程度です。あまり褒められた行為ではありませんが、極端な話、偽名を使用しても受診できるのです。

ED治療の際に検査で触診されたくない

EDの診察の基本は問診です。陰部を見せたり触診されるような事はありません。あなたが記入した問診票から、医師が現状を把握します。

治療法はED治療薬の処方がほとんどです。薬剤の説明、副作用、飲み合わせの説明を受けます。患者本人が希望する錠数か、医師が決めた錠数が処方されます。

参考:全体の約4割が「性器への触診」があると誤解 / バイエル薬品株式会社

病院での待ち時間がめんどくさい・忙しくて時間がないから行けない

もしあなたが、院内での待ち時間が煩わしい、平日は仕事で忙しくて通院できないなど、「時間」を理由にED治療をためらっているなら、解消する方法は簡単です。

待ち時間をストレスに感じる方は、完全予約制の病院を利用しましょう。事前に予約しておくことで、病院を訪れたらすぐに診察をはじめられます。他の患者と顔を合わせて気まずくなることもありません。

平日は忙しくて時間が取れないという方には、土日診療や夜間診療をおこなうEDの専門クリニックがあります。19時以降でも診療しているため、仕事帰りに立ち寄ることができます。

ED治療に関して「時間」を問題と感じているあなたは、サービスが充実したED専門クリニックがおすすめです。

診断結果が怖くていけない

診断結果が怖くていけないという方は、勇気を持って少しでも早く病院へ行き、専門医の指導の元、的確な治療を受けるべきです。

EDの原因が糖尿病や高血圧症などの生活習慣病、動脈硬化といった、EDよりも深刻な病気と診断されるケースもあります。

EDの治療をきっかけに、重症を招きかねない疾患の早期発見に繋がるので、恐れずに受診してください。

病院のED治療のまとめ

EDの治療に通院をためらっていたあなたは、病院に対する疑問や不安は解消したでしょうか?

EDに悩む患者の多くは、世間に対する気恥ずかしさや、診察時間の制約からくる通院の手間をコストと感じてしまい、病院の門を叩こうとはしません。

しかしED治療専門のクリニックは、あなたがイメージするよりも圧倒的に診察の手間が少なく、拍子抜けするほどスムーズにバイアグラ、レビトラ、シアリスが手に入ります。簡便で非常にコストパフォーマンスの高い医療施設です。

もし勃起不全の治療を疎かにしていたら、それだけEDの症状も悪化します。生活習慣病に代表されるような、血管の病気を併発している可能性だってあるのです。

近所のいきつけの診療所で相談する、大都市にあるED専門クリニックを訪れるなど、足を延ばしてみてはいかがでしょうか?

更新日:2016年08月11日 (公開日:2016年06月24日)